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2020年9月25日 (金)

子のために

 SDGsは,何でも盛り込める便利な言葉ですが,私は自分たちの子や孫,さらにその子孫のための責任という意味を盛り込んでいく必要があると考えています。拙著『デジタル変革後の「労働」と「法」』(日本法令)の冒頭に挙げた「三つのメッセージ」のなかに,グレタ・トゥンベリさんの言葉を引用したのも,環境の重要性を私たちはもっと真剣に考える必要があると考えたからです。
 私も,まだ年齢的に,自分のためという欲望を捨てることはできないですが,若いころよりは,子孫のために良い環境をつくるという欲望がはるかに強くなり,いまは後者のほうが上回っています。
 労働法という観点からではありますが,少しでも未来のために良い環境をつくるための貢献をするというのが,私のやるべき労働(共同体社会のための社会貢献)だと思っています。社会のなかには私と意見や価値観の違う人がいるのは当然ですが,そうした人たちを,Trumpのように相手を罵倒して否定するというのではなく,異なる意見や価値観をもつ人も,それが各人の熟慮された知的産物であれば敬意を表しながら,しかし自分の信じるものについても,できるだけ多くの人に納得してもらうよう目指すということでなければなりません。
 今日もまた日本中で多くの子どもが生まれていることでしょう。その誕生の重みをかみしめながら,日々私たちは,自分の果たすべき責任を考えていかなければならないのだと思っています。

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