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2020年8月 2日 (日)

自宅からWebセミナー

 先日,日本経済研究センター(JCER)でWebセミナーをやりました。時間は60分で質疑応答も込みということで,実質45分のセミナーでした。タイトルは,「コロナ後の労働社会におけるデジタル変革と働き方改革」という旬の内容ですが,ちょうど出たばかりの新刊書の『デジタル変革後の「労働」と「法」』(日本法令)の一部をまとめたような内容の話しをしました。テレワークに絞って話したほうがよかったかもしれないと後から思いましたが,当日は歴史のことに半分くらい時間を費やしました。もしかしたら聴衆のニーズに合わなかったかもしれませんが,コロナ後の労働社会を考えるうえでは,少し広い視野からの話のほうがよいかと思い(それなら,おまえが話さなくてもいいだろう,というツッコミもありそうですが),短い時間のなかに,かなり多くのテーマを詰めました。
 それはさておき,Zoomは,Meetingは授業で使ったり,3週間ほど前も講演で使ったりしていましたが,今回はウェビナーというものでした。聴衆との直接の接触がないので,ちょっといつもの講演とは違う感じではありました。とはいえ,最近では講義でも,顔出しをしない学生への授業ですし,顔出しがあろうがなかろうがあまり気にはなりません。自分の世界に入ってしまえば,あまり変わりはありません。むしろ,やりにくいのは,こういう方式ではなく,先方がリアル空間にいて,自分だけリモート参加というパターンで,これはリアルの場の雰囲気がわかりにくいので,やりづらいのです。全員リモートだと、全員が同じ立場であるので,やりやすさが全然違います。

 ところでこの講演と翌日に,NHKの関西ローカルのニュース番組にも一瞬でしたが登場しました。メールで取材依頼があり,数時間後にはTeamsで取材を受け,それがそのまま翌日の夜のニュースに流れるというスピード感は今風ですね。自宅にいてパソコンに向かって話をしたものがテレビで流れるというのは初めてだったので,これも新鮮でした。取材時に,完全にオフからオンに切り替わっていない自分がいましたが,今後はこういう切り替えができるように慣れなければならないのでしょうね。パソコンの高さとか,照明とか,目線とか,いろいろ調節をしたほうがよい,ということも学びました。取材の最後に,放送のなかで,私の専門をどう紹介するかと聞かれたとき,先方は,私の専門が労働法というだけではちょっと困るという感じなのには驚きました。確かに労働法の話はしていないので,働き方に関する専門家というようなことで手を打ったと思います。自分がだんだん労働法から離れていることが自覚できた瞬間でした。

 思えば,この1か月ほどの間に,オンライン取材で,自宅にいる自分の姿がネットやテレビで流れる機会が何回かありました。今後もこういうことが増えるかもしれません。思った以上に,パソコンのカメラの性能がよく,自分の顔や背景がよく映っていることがわかりました。これはちょっと怖いことで,悪い人に利用されないように,気を付けなければなりませんね。

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