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2019年3月26日 (火)

雇われない働き方

 世間では41日に施行される改正労働基準法に関心が高まり,働き方改革がらみの本や講演が目白押しですが,私個人では,フリーランス・ブームです。先月の『会社員が消える』(文春新書),ジュリスト1529号の「雇われない働き方」に続き,今月に入り,NIRAのオピニオン・ペーパーで「『フリーワーカー』に対する法政策はどうあるべきか」が出ました。同じようなテーマを,媒体に応じて,いろいろな方法で発信しています。さらに今朝は,Huffpostにも,インタビュー記事が出ました(私のHPhttp://www2.kobe-u.ac.jp/~souchi/index.html の「News & Topics」から見つけてください)。この媒体には初登場です。
 ライターの加藤さんが,どうも以前に私が書いていた雇用的な働き方は「奴隷的」というフレーズが気に入ってしまったみたいで,ちょっと困ったのですが,それはともかく,フリーランスを使う側の人が,フリーランスにも社員と同じように接することに問題があるのでは,という目の付け所は,さすが現場の感覚というところで,こういう視点からの切り口はとても面白いし,また実務的にも重要です。スカイプでのインタビューでは,使う側もフリー側も意識改革が必要だし,とくにフリー側にはそのための準備が必要ですよね,というところで終わったのですが,この意識改革や準備というのが簡単なことではないのです。記事では,それをやるのがランサーズということで,ランサーズのFB事業の紹介につながっていって,なんとなくランサーズの事業の宣伝に使われてしまったような気がしないわけではありませんが,個人的には民間企業において,こうしたサービス事業が出てくるのは望ましいことだと思っていますので,別にかまいません。むしろ私の議論を使っていただけるなら,どうぞお使いくださいという感じです。
 『会社員が消える』を読んでインタビューしたいという依頼が,まだ数件あります。どれも観点が異なったもので,著者としても,非常に興味深く思っています。編集者やライターの人が,どのような関心をもって,どのような質問を私にしてくれるか,今から楽しみです。



 

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